2004年/1月/No.4 | |||||||
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客待ちをする運転手さん。タクシーといってもエンジンは至ってクリーンな、ごく微量のCO2しか排出しない人間、この運転手さん自身です。ドイツ生まれの三輪車でベロタクシーというらしい。数年前から京都の繁華街を走っているのを見かけるようになった。狭い通りが多い京都の街にはぴったりで、運行エリアは限られているが大人300円子供200円は安い。さすがに底冷えのする冬は天井はあっても窓ガラスがないのは辛いらしく、お休みです。 |
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2004年/1月/No.3 | |||||||
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駅伝のシーズンであります。走ると云うことをしなくなってもう何年になるだろう。近頃はもっぱら走る人を見るだけである。がんばってるなあ、でもしんどいだろうなあ、何を考えて走っているのかなあ、などと余計な心配をしながらそのひとの人生のドラマを想いやったりする。 「ランナーズハイ」という言葉がある。案外走ることに集中している当人は陶酔状態で、苦痛をも通り越しているのかも知れない。まあそこまでの境地に達しているひとはまれで、そこに至るまでの苦しみだけで終わってしまい、苦しみの後の達成感や風呂とビールが何よりの楽しみというひとがほとんどなのだろう。ナニゴトも道は険しい。 |
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2004年/1月/No.2 | |||||||
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清水の石畳を二人の舞妓さんがポクリポクリとこっぽりを鳴らして歩いていた。が、歩き方がとてもぎこちない。追い越してちらりと振り返ると納得した。ニセモノである。いや別に悪い意味ではありません。間違ってあわててシャッターを切った私が悪いのですから。京都人でも今や舞妓さんに遭遇することはめずらしいのです。もう少し行った処に舞妓変身スタジオという看板が上がっていた。すっかり舞妓さんに成り済まし、界隈を歩いて写真まで撮ってくれる舞妓体験プランというものらしい。非日常を味わうことが旅の醍醐味だとすれば、この変装はより異なる世界を満喫出来る最適のアトラクションかも知れない。 |
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2004年/1月/No.1 | |||||||||||
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夕べからの雪が降り積もり一面真っ白になったいつもの学校への道を、いつものように黙々と歩く少年。 一歩一歩くっきりと自分の足跡を残して。 新年明けましておめでとうございます。 ゆっくりでも地に足つけて着実に歩んで行こう、と思っています。 今年もどうぞよろしくおつき合いください。 なお、今月からひと月分を1ページにまとめ、過去の分も見られるようにしましたので、よろしければご覧ください。 (まあ、見逃したところでどうということもないものばかりですが・・・) |
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